二十世紀梨は、花が咲いて交配し、ごく小さな果実の頃より収穫を迎えるまで、そのほとんどの期間を果実袋の中で過ごします。その厳重な袋の中で農薬や害虫等から常に守られています。安全・安心な果実を皆様にお届けしております。
1.交配作業(4月中旬) 他の品種より花粉を採って、交配筆を使い二十世紀梨の花に花粉を付けます。失敗すると実がなりません。何より重要な作業です。花は60万花咲いており、そのうち23万花に1花1花手で交配します。 (平均的な農家) |
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2.摘果作業(5月上旬) 5~6つの小さな果実の中から、形が良く、綺麗な果実を一つ残します。豆知識 「サラカムリ」と呼ばれる梨の尻に「皿」が乗っかったような果実が、丸くて一番美味しい梨になります。 |
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3.小袋掛け作業(5月上旬~中旬) 農薬、害虫等から果実を守るため、摘果後直ちに小袋を掛けます。7~8万袋程度。(平均的な農家) |
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4.大袋掛け作業(6月上旬~中旬) 果実が大きくなるので、2回目の袋を掛けます。 2重の大袋です。 |
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5.収穫(8月下旬~9月中旬) 毎日5,000果をもぎ取って、コンテナ詰めし選果場に出荷します。(平均的な農家) |
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6.荷受(確認風景) 選果が始まると毎日5,000箱のコンテナが選果場に集まって来ます。 |
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7.除袋 機械でざっと袋をはずしますが、残りは手作業で袋をむきます。 |
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8.軸切り 動くコンベアーの上で傷を付けない様に丁寧に軸を切っていきます。 |
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9.選果 形・色・病害の有無などを基準に選果を行い。 フリートレーの皿に乗せる。 |
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10.光センサー選別 糖度・果肉の状況・水浸透度・重量を光センサーで 精密に選別を行います。 |
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11.箱詰 光センサーで選別した後、規格別にフリートレーで 運ばれ、人の手で丁寧に箱詰します。 |
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12.箱積み出荷 規格ごとに仕分けし、全国各地に出荷されていきます。 |